Kobatsu × Koba German experience @ Beer Pub Φphi’s (広島)

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kobatsu広島にある、 Beer Pub Φphi’s (ファイズ) は、今年の6月で5周年を迎えます。
節目の5年目ということで、お店では5月末からイベントラッシュとなるようですが、その中で、6月4日(土)と5日(日)、2日連続で開催されるイベントに、出ることになりました。

World Beer Tasting Party 7th
Kobatsu × Koba German experience

  • 日時
    6/4(土) 18:00~21:00
    6/5(日) 12:00~15:00
  • 参加費
    お一人様 ¥6,500
  • 定員
    各回 25名様
  • ビール
    プランク ドラフト1種 + ボトル数種類
    クルーリパブリック ドラフト1種 + ボトル数種類
  • フード
    ドイツ料理をご用意いたします。

バイエルンのビールの輸入に特化したビール輸入商社である、株式会社KOBATSUトレーディングの創業者にして代表取締役社長、コバツさんこと小林努氏を広島にお迎えして、同社が輸入している「プランク」と「クルー・リパブリック」の2メーカーのビールを飲みながら、「情熱のインポーター」とも称されるコバツさんのドイツビールにかける熱い思いを語っていただくイベントです。
筆者はMCとして、コバツさんのトークの相方を勤めさせていただく予定です。

参加を希望される方は、以下のフォームから当サイトでも受け付けます。奮ってご参加下さい。


日本における「ヴァイスビアの伝道師」ともいえるコバツさんとの出会いは、2009年にまで遡ります。
当時最盛を誇っていたSNSである「mixi」において、Weissbier(ヴァイスビア)というコミュニティを主宰されていたコバツさんを、筆者はそれ以前から一方的に存じあげてはいましたが、筆者は当時から輸入ビールよりも国内クラフトビールに興味があったため(あくまでも比較の問題で、輸入ビールを飲んでいなかった訳ではありませんよ)、特段交わることもないと思っていたのですが、思わぬところで繋がりができます。

Kobatsu_当時、広島県の県北エリアにあったブルワリーが廃業の危機に瀕するというニュースがありました。
ビールの液種も少なく、今のクラフトビール界隈のトップブルワリーなどに比べると地味なメーカーではあったのですが、問題は、そのブルワリーがつくるビール、とりわけヴァイツェンが当時全国でもトップクラスに美味しいものだったため、単なる「いち地ビールメーカーの閉鎖」という以上に、当時のビールファン達の間に大きな衝撃を与えました。そしてその衝撃は、このメーカーの存続を希望する署名活動という形で具現化されました。
その頃広島在住の筆者は、全国のビールファンが集めた署名を、当時の同メーカーの経営者のもとに持ち込むという役を担うことになったのですが、この署名集めの先頭に立ってくれたうちの一人がコバツさんでした。
関東や関西のみならず、既にヴァイスビアコミュの主宰として、ネットを通して全国のビールファンやお店などでも著名な存在だったコバツさんがこの活動に積極的に関わっていただけたおかげで、集まった署名の数が増えたことも想像に難くありません。
残念ながらそのメーカーの経営再開は叶いませんでしたが、当時から南ドイツのビールを愛する人として全国的に有名だったコバツさんが、筆者の地元のビールメーカー(もちろん国内地ビールメーカー)の存続を願って積極的に活動していただけたことに、驚くと同時に感激したことを覚えています。

そんなコバツさんが、自社の輸入する「プランク」と「クルー・リパブリック」のビールを引っ提げて広島へいらっしゃると聞けば、筆者としては黙っていられません。

タイミングよく、先日World Beer Cup でも、「プランク」がトリプル受賞という恐るべき快挙を成し遂げたばかりでもあります。
また、今年はドイツの「ビール純粋令」500周年という記念すべき年でもあります。

当日はドイツビールについて、ビール純粋令やドイツビールの地域ごとのスタイル、そして最新事情に至るまでと、もちろん「プランク」と「クルー・リパブリック」という、伝統と先進を併せ持つ両社のビールについても、目一杯面白いお話しが聴けると思います。
参加可能なみなさんは、奮ってご参加下さい。

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